たーです。畦の補修、整備で忙しくしています。
さて今日は、畦の整備の重要性について書きます。
畦は、稲作りにおいて水を溜める器です。
春先までに補修や整備を進めることで水漏れしない器にします。
畦の整備の重要性
- 田んぼに水を溜めると水が温度を保ち地温、水温を高める。
- 水持ちが良いと稲の活着が良くなる。
- 初期生育がよくなる。
- 肥料の分解もすすむ。
- 気温が低い日が続くときに水位を深水にすると冷害対策になる。
- 除草剤の効きが良い。
等が挙げられ、田んぼの重要な役割があります。
畦の整備の時期や色々なやり方
- 冬の間、体を慣らすつもりで畦の整備を行う。
- 草を削り、やわらかく新しい土でスコップで叩いたり、足で踏みつける。
- モグラやネズミの穴に小石を穴に埋め足で踏みつける。
- 畦の草刈りを頻繁に行い、畦がきれいで明るい状態にすることでモグラ、ネズミを住みつかない環境を作る。
- 畦際にもみ殻を20㎝厚さで敷き、火を付け雑草の種や根を焼く。
- ビニールシートで畦をすっぽり覆う。
- コンクリート板で畦の側壁にする。
- 波板を設置する。
と色々あります。今、うちの田んぼでは波板を設置し、真砂土を強く固め、整備を進めています。
こんな感じでやってます→畦の補修 (agriculture-amateur-tale.com)
今年は何とか、3つの田んぼが畦の整備が完了しています。この3つともにモグラの穴がたくさんあり、非常に水持ちが悪い状態でした。
兼業農家で中々、時間が取れないので水の管理を頻繁に行うことが出来ません。
水持ちが良い田んぼになってくれると、かなり助かります。
今年は、畦補修した田んぼの水持ちに注目していきたいと思います。
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